私はこの映画が好きです。ジブリが好きというのもあるけれど、この作品が好きです。1週間の間に起こった、人間の目でふり返れば全てが嘘であったかもしれないできごと。でも、少なくとも主人公の男の子にとってはそうではない。小人と会えることを夢見ていた女主人にとってもそうかもしれない。ドールハウスから香るハーブ、髪留めのクリップ、彼らにしかわからない一つひとつの小さな足跡。現実の出来事の一つひとつが、もしかしたら小人たちの仕業かもしれないという、夢のような物語。
小人たちは絶滅の危機に面し、掟を守り、必死で働いて生きようとしているのです。ただ、若い小人の好奇心は、自分たちの静かで小さな世界から飛び出してしまいます。
見られてはいけないのだけれど、何か、我々の心の中に残ろうとしているようにも感じます。彼らの生き方を私たちに示すことで。絶滅しようとしているのはいったいなんだろう。「小人がどこかにいるかもしれない」という、ファンタジーのような冒険を夢見る心も、その一つかもしれない。
我々は小人ではないから、小人目線で見ることは難しい。「あの夏男の子に見られたな」とか「あの家はすてきだったな」という感覚は、想像はできてもきっと小人たちと同じようには持てないのですが、人間にとっての小人という、夢のような儚い世界観にはとても心を打たれるものがありました。
Arietty’s Songも公開前からとても注目されていました。Celticな響きがとても爽やかに、幻のような一夏の日々を包み込んでいました。
どんな映画にも、どんな音楽にも、どんな作品にも、きっと色色な評価がついてくるものでしょう。そうした感想に触れると、人それぞれ、その人の経験や感性で違った感想を持たれることがよくわかり、楽しいものです。でも作品に触れる時は、評判などで(その作品を知る一助にはなることもありますが)先入観ではなく、それらに自分で触れた瞬間、見て、聴いて、感じたことを大切にして行きたいです。そんな感想の一つとして。
Posted by M.Mukai on 10月 17th, 2009
誰にも、彼女の絵のある風景の中を育ってきた時間があるのではないでしょうか。子どもの頃の記憶の中に。子どもを愛する腕の中に。好きな詩集の中に。なんとなくつけていた画面の中に。
大阪の近鉄百貨店での原画展に行きました。静かな空間に並べられたたくさんの原画。その柔らかい表情のキャラクターたちが、切り絵と絵画で一匹一匹丁寧に生み出されているのがよくわかりました。これからもたくさんの子どもたち、そして元子どもたちにも、愛情を与えてくれることでしょう。11月末には名古屋で開催されます。ぜひ足を運んでほしい。


高校生の時は、ただただ将来の不安や、なんとなくさみしい日々に、いつも現実逃避をしていた気がします。描く絵もどこか現実離れしたものばかり。翼の生えた人たちが住む世界に行きたかったのか、もう忘れてしまったけれど実は我々はすべてもともと翼を持っていて、いつのまにか失ってしまったのか…
おーなり由子さんの「天使のみつけかた」という本に人間になりたかった天使の話というのがありました。天使にしか見えないものがあるのと同じだけ、人間にしかみえないものがあると─
この出口を通って外に行きたいと思っていたのか、向こうからこちらに出てきてしまったのか、今では覚えていない。けれど空に憧れた高校生が翼を持ったら、きっと今度は地面を踏みしめて歩くことに憧れるのだろう。与えられたものへの感謝ができれば、きっとその人は幸せになるだろうと思う。

子どもの頃、砂場で山を作ってトンネルを作ったり、川を流したりしませんでしたか?泥団子も、濡らしたり乾かしたりしながら、固くきれいな団子を作ろうと努力していたと思います。砂でものを作るのってとても楽しかった気がします。
先日鳥取に行き、初めて砂丘を見ました。やわらかくきれいな砂を踏んで歩きました。砂丘を超えて臨んだ海もまた大きく美しかった。ずいぶんと久しぶりに大きな景色に触れ、心が落ち着きました。何もないのだけれど、そんな場所だからこそ感じる安らぎでした。

近くで開催されていたのが世界砂像フェスティバル。砂丘の砂で作られた、なんとも繊細でダイナミックな作品が並んでいました。雨が降っていたのですが、崩れることなくそこに佇む砂の作品たち。決して永遠に保たれる芸術ではないのですが、砂というもろく弱い材料を使って、芸術家たちが自らの魂を表現しようとしていたように思いました。彼らの魂がひしひしと感じられる、そんな空間が広がっていました。
ゴールデンウィークが始まります。もう始めている方もおられるかもしれませんが、何か優しいものに触れ、美しいものに触れ、心を静かに過ごす時間を持つことができる休日になるとよいですね。みなさん良い休日をお過ごしください。
世界砂像フェスティバル 5月31日まで
Posted by M.Mukai on 12月 31st, 2008

今年、嵐が好きになりました。相変わらず流行には疎いのですが…。嵐、みんなかっこいいし、歌もすてきです。大人から子どもまで、大人気ですね。今年も、グループとして、またメンバーのみなさんそれぞれでも活躍されていました。テレビで見ていると、とても楽しそうなメンバー、普段も仲がいいのかな。魅せる時は魅せて、ちょっとばかなこともできる、すばらしい仲間ですね。うたばんのリーダー対決も大好きです。新年もきっと大活躍な一年になるのだろうと思います。楽しみです。
gq men of the year 2008、松本潤くんを描いてみました。映画もドラマもすてきで大好評でした。似顔絵…また練習して描いてみたいと思います。
デッサンギャラリーでもいくらか似顔絵を描いています。よかったらそちらもご覧ください。
嵐 の 松本潤 まつもとじゅん が受賞
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