ルーブル美術館展

Posted by M.Mukai on 6月 21st, 2009

ルーブル 数年前、フランス/パリに行ったことがあります。見るもの一つひとつに感動したことを覚えています。教会や史跡も日本には見られない佇まいでそこにありました。もちろん美術館にもいくつか行きました。ロダン・ピカソ・オルセー・オランジュリー…パリだけでも数十に及ぶ美術館があり、すべてを回るには時間がありませんでしたが、その一部分だけでもとても楽しく巡ることができました。そして、もっとも有名な美術館の一つルーブル美術館。誰もが一度は写真やテレビで見たことがあるであろう、巨匠たちの作品の数々が並んでいました。

ルーブル 一番印象にのこっているのがモナリザです。展示された部屋に入り、人々が群がるその作品を見つけた瞬間、そのオーラに鳥肌が立ちました。一説によればモナリザは盗難にあい、今ルーブルに置かれているものがフェイク(贋作)だとも言われています。が、仮にそうだとしても、本物と同じものとして人々を騙し続けるその作品に込められた、フェイク画家の魂は、本物に勝るとも劣らない何かがあるのでしょう。

 6/23〜9/23、大阪中之島の国立国際美術館にて、ルーブル美術館展が開催され、ルーブル美術館の作品200点が来日します。これからますます暑い日々が続きますが、都会のオアシスで、美しい作品に触れる一時をもちたいと思います。

画家とワイン

Posted by M.Mukai on 10月 17th, 2008

ワインピカソワイン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一ヶ月ほど前ですが、大阪のとあるワインショップに行きました。入り口すぐのスペースにずらりと並んだワイン、奥のカフェではランチを楽しむこともできます。この日はワインではなくランチをいただきに。

カフェの壁には大きなボトルのワインが並んでいました。ラベルには、ピカソやミロ、シャガール、カンディンスキーといった有名な画家による絵が。

ワインと絵画が一つになり、新しい作品を年々生み出して行く、とてもおもしろい作業だと思いました。そういった画家たちと何かしらの所縁あるワイン、中にはいったい何がつまっているのか、とても興味深かったです。

でもやっぱりそんなワインは、かざったままにしておきたくもなりますね。

モディリアーニ展

Posted by M.Mukai on 7月 18th, 2008

国立国際美術館 国立国際美術館、モディリアーニ展に行ってきました。モディリアーニ、不思議な画家でした。彼のスケッチブックには、人体のいろいろなスケッチ、クロッキーがありました。多くは、線を重ねて形を探して行くのではなく、躊躇しない一本の線で、描かれている素描。ピカソもそうであったように、まずフォルムを描く技術を学び、より単純で純粋な表現方法を探していたのかもしれません。

 プリミティヴィズム、文明に侵されていない原始美術とか、部族社会の美術とかを指すらしいのですが、そうした美術に魅了されて、モディリアーニは彼独特の人物描写を確立していきました。ピカソもそうした美術に興味を持ち、どちらかというと情熱的な表情をあらわにした、アフリカの彫刻に強い影響を受けた時代があったようです。それを経て後にキュビズムの開拓に突き進んでいくのですが、モディリアーニは一見無表情な、静かな表情の彫刻に魅せられた時代があり、彼の人物表現を開拓していったのでした。

 たくさんな肖像画がならんでいて、どれも無表情に描かれているようなのに、なぜか強い意志を感じる。色彩や、静かながら何かを秘めた表情が、一人一人の個性を際立たせていました。表情に表れない、静寂こそが表せる本質を、彼は描きたかったのかもしれません。

 彼の作品には女性の肖像画がたくさんありますが、恋人のジャンヌ・エビュテルヌのそれはその作品群の中でも重要なものだと思います。展示場には色男なモディリアーニの写真、美しいエビュテルヌの写真がそれぞれありました。二人がいかにお互いを必要としていたか、彼の作品からも伝わってきます。

 35歳で病により永眠した彼を追い、エビュテルヌは二日後に自殺したという。最後の最後までなんともドラマティックで、映画にもなっているようです。ぜひ見てみたい。

「モディリアーニ展」9/15(月)まで国立国際美術館にて

ピカソ美術展

Posted by M.Mukai on 10月 11th, 2007

 先日京都のピカソ美術展に行きました。ピカソといえば、キュビズムの創始者の一人で、立体の全てを前面に出す特徴的な絵でとても有名です。子どもの頃から天才でデッサンを極めたからこそ、子どもの頃に描けなかった絵を求め続けていたのだろうと思います。彼の絵を見ていると、時にとってもかわいい絵があります。美術展でも数点並んでいましたが、私は彼の牛の絵が好きです。牛といっても、ゲルニカのような怒りや悲しみにあふれたタッチで描かれたものでなくて、ただ初めて牛さんをみてその大きさにドキドキした子どものように描かれた絵がとても好きです。

 昔パリのピカソ美術館で買った写真の絵はがきなのですが、ピカソのユーモア溢れるその写真作品が今でも印象に残っています。食卓の前に座ったピカソ。手は膝の上にきちんと揃えているようで、机の下に隠れています。食卓の上には10個の小さな(といっても1つで朝食には十分な大きさの)フランスパンが並んでいて、5個ずつちょうどそれぞれの手が隠れたあたりに、指のように並んでいます。それを知人に見せた時に彼は言いました。「やっぱりピカソは手も凡人とは違うなぁ。」


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