Lullabye

Posted by M.Mukai on 3月 18th, 2008

 ある方とお別れしたとき、みんなで歌を歌いました。涙で濡れた声で。その歌と一緒にその人はいつも心の中に生きています。悲しい時の、嬉しい時の、悔しい時の、楽しい時の、辛い時の、元気な時の、さみしい時の、歌。いつも歌があって、その時の想いを包んでくれる。昨日そんな歌がまた一つ。

いつか僕らは消えるけど 子守歌は受け継がれる 
歌は死ぬことはない 僕らの愛と同じく

ビリー・ジョエル ”Lullabye”

Life’s like a love song

Posted by M.Mukai on 9月 13th, 2007

 いつもの駅に向かう道も、どこか秋の香りがするようになりました。蝉の声もあまり聞かずに夏を終わろうとしています。電車の中でいつも目にする広告があります。「その歳で ドキドキするのは 恋じゃない」…血圧川柳。うまい。けどなんか悲しい。

 パヴァロッティさんが亡くなった。トリノの開会式でラストを飾った歌はまだ記憶に新しいけれど、その時にはもう病と闘っておられたようです。入場も退場も見せなかったけれど、いろいろ言われていますが、その時の歌は本当に楽しそうでした。言葉に強い力がありました。イタリアのヒーローは歌の好きな、音楽の好きな少年のようでした。

 最近昔聴かなかった歌を聴いています。今更ながら矢井田瞳さんの音楽が好きになりました。彼女たちは自分の言葉で自分の想いで歌うから、聴く側としても言葉という媒体がストレートに理解できるから、とても伝わるものがあります。装ったものではなくて、内側からでる表現には力があるみたいです。クラシックの歌曲だってきれいな声でただカタカナを読んでる間はだめなんだろうな。

 歌もとても素敵。すべての歌手がそうあるわけではないけれど、開放感のある声が気持ちよかったり、声が裏返る時に偶然生まれる揺れや、こぶしのような装飾を、自由に操るように歌うのが魅力的だったり、それぞれが魅力を持ってる。曲も素敵。時にエレクトリカルなサウンド、感動的なコード進行、独特なアーティキュレーション、リズミカルな曲も聴いてて快い。タイムリーにはあんまりわからないけれど。

 死ぬまでドキドキしたいわってYUKIさんが歌ってる。恋じゃなくたってそっちのほうがいいな。血圧もそりゃ気になるんだけど…

作曲遊び

Posted by M.Mukai on 5月 16th, 2007

 そういえば高校生のとき、友人Dと”るるる”と、
3人で作曲遊びをしました。
一つテーマを決めてお題をいくつか出します。
3人がそのどれかを選んで音楽を作り
(メロディがなくても、楽器を使っていれば音を出すだけでも良い)
どのお題を表現した音楽か当て合うという遊びです。

 具体的にやったものを例に出しますと、
テーマは「台所」、
お題はナイフ、フォーク、スプーン、まな板、コップ…
忘れましたがこんなのでした。
ほかにも「履物」や「エジプト」、
「人物」などでやった覚えがあります。

 もちろん作曲と言っても、2、3日で作ってきた音遊びです。
ですが、何かをイメージして作ったものが、
相手に伝わるかどうかというのは、
とてもおもしろいやりとりでした。

 正解はほとんどありませんでした^^
言われてみれば…みたいなのもあれば、
適当にやりやがったな…みたいなのもありました。
唯一、一人正解した作品が、
友人が作った「履物」の作品だったと思います。
お題はぞうりだったかな…もう一人は下駄と答えました。
想像できますかね。演歌の前奏のような曲で…

演奏遊び

Posted by M.Mukai on 4月 4th, 2007

 ヴァイオリンがちょっとだけ弾ける友人“るるる”と
友人D(小豆を二個ずつ拾っている)と
私でグループを作ることにしました。
高校では休み時間に音楽室に行って遊んでいました、
また高校を卒業してからも、
“るるる”の家(山の上)や私の家などで活動しました。
活動とは言っても、9割は話し合いでしたが。
「車で迎えにきてくれたら行く」とか「雨が降ったら中止」とか、
とにかく練習という名の集まりを開くのも一苦労。
集まっては将来のこととかウィニーがどうとか話していました。

 それでもある程度演奏できる曲が増えてきたころには、
Dの関係のレコーディングスタジオまで行きました。
ある種貴重なテープが残っています。

 最初はやはりグループ名を決めようってことで、
辞書を引きながらいろいろ探して(音楽室で)
高校生らしい英語で『Musical Instruments Circle』
“MIC”(ミック)と命名しました。
その後音響を学びに行ったDは反対気味で、
「音響関係者は間違いなくマイクと読む」と言っていました。
編成は“るるる”のちょっとだけ弾けるヴァイオリンと
Dのギター、私のピアノが主な形でしたが、
『楽器サークル』なだけに、後にいろいろな楽器を混ぜました。

 演奏の機会も、病院、フリマ、老人ホームなど
いくらか“るるる”が持ってきました。
不思議なことに結構歓迎され喜ばれました。
老人ホームは二カ所行きましたが、
一カ所はフリマでの演奏を、
通りがかったホームのおじさん(所長?)が聴いて
「うちでもやってくれ」との依頼でした。

 ヴァイオリンの珍しさで、
すごいグループと勘違いされたのでしょう。

レクイエム

Posted by M.Mukai on 12月 13th, 2006

 暮れが近づき、生誕250年もクライマックスでしょうか。
この一年を締めくくるように、また彼の没日を迎えて。
魔笛の序曲、クラリネット協奏曲、
そして今日もレクイエムがラジオから流れてきました。
追悼の意か、ただ流行に乗ったのか…

 モーツァルトの宗教音楽の中でも非常に有名なレクイエム。
彼が死を目の前に作曲を依頼され、
自分の死を知り、まるで自分のためにその作品に向かう…
未完のままの絶筆にも、何か彼の中にある永遠性を感じます。

 IntroitusとKyrie
死が歩み寄るのか、死に向かって歩を進めているのか。
恐怖か信頼かはわからないけれど、
ただ最期に、Amadeoとして与えられた音楽と向き合う
そんなモーツァルトがいた気がします。