グリーンコンサート

Posted by M.Mukai on 7月 29th, 2008

 昨日、関西歌劇団の新進歌手による演奏会がありました。日々音楽を学び、私たちに安らぎや喜びを与えてくれる演奏家たち、時には苦悩もあるかもしれません。したい音楽と受け入れられる音楽、時にギャップがあるかもしれません。生活の糧を得ることと音楽を続けること、時に共存できない時があるかもしれません。それでも音楽を愛し私たちにもその喜びを頒とうとしてくれる人たちの演奏に、日常に疲れた私たちの心も、少しずつ洗い流されていくのでした。

空

 ただ昨日は警報まで出た急な雨と雷に電車は止まり、時間が迫るにつれて間に合わないかもしれないという焦りが…開場時間がすぎた頃、電車はようやく動き始めました。満員の車内から見える雲間からの夕日、一方には虹。昔、神様がノアに約束の印として示したという。嵐の後の優しい光に泣きそうになる。

 演奏会、聴けたのは途中からでしたが、オペラアリアや歌曲、最後には美しいアンサンブルも。遅れて聴けなかった方たちの音楽も、最後のアンサンブルで触れることができました。新進歌手、これからも活躍してほしい。

 つかの間の音楽は心を癒してくれます。
当の主はそれを不思議に思うかもしれないけれど。

ラピュタ

Posted by M.Mukai on 6月 17th, 2008

ラピュタ 中学生の時から、ノートの隅にはいつもラピュタが描いてありました。この絵はラピュタの園丁と同じく、高校生の時におえかき帳に描いたものです。初めて見たのは小学生の時。その時は全然興味がなく、見たか見てないかも覚えてないほどだったのに、中学の時に見たときから、空に、音楽に、話に夢中になっていました。

 本編はもちろんだけれど、オープニング曲の初め、ピアノの音が響く瞬間がとてつもなく好き。そして、オープニングの曲の間に流れる映像が好き。文明の発展、手に入れたものと失ったもの、失って初めて気付く大切なもの。何度見ても感動します。

 よくどんぐり共和国に行きます。ジブリグッズが売ってるお店。だいたいが見に行くだけなのですが、大人になってからラピュタグッズを少し買いました。ちょっとした花でも飾って、生活の空間を少しずつジブリ色に変えたいと思います。今日は雲がゆっくり流れる、日差しの温かい日でした。

心の日記

Posted by M.Mukai on 5月 18th, 2008

空 時に、部屋を全部ひっくり返して整理すると、過去のいろいろなものが出てきておもしろいものです。先日、掃除を初めたら勢いがついたのでひっくり返しました。結局ただ出しては、ほとんどまた元のところにしまいこんだだけで、整理にはなりませんでしたが…

 日記のようなノートがありました。出来事はあまり記されてなく、ただ日々自分の中に抱えきれないものを書いただけの。時には呪文のように、ただ同じ言葉を書き並べているだけのページも。そうやって自分の外に出して、気持ちを整理しようとしていたのだと思います。別に読み返す性格の物ではないのだけど、その時そう考えていたってことを何故か残しておきたくて、引き出しの奥にしまいました。

 明日死んじゃうかもしれないから、そんな内面の記録をはじめ、身の回りのこと、もっとちゃんと整理した方がいいなっていつも思います。子どもがくれた折り紙や手紙も、本人たちは日々の新しい出会いの中で、もう忘れているだろうけれど、その時そう思ってくれていたということを、やっぱり残しておきたい。これは処分できないからその時が来たら棺桶に入れてもらおう。

Posted by M.Mukai on 1月 13th, 2008

空 私の名前をつけたのは祖父でした。 そして初めてその名をつけた理由をききました。長崎、佐世保の祖父母のところでゆっくりな時間を過ごしました。前に会ってから8年になるでしょうか。特に祖父は随分と雰囲気が違いました。すたすたと私を連れて歩く姿を覚えています。けれどもう歩くのが辛いといった感じでした。もう会えないかもしれないよと笑いながら言っていたけど、とても寂しかった。

 長崎で海と空を見ました。広大な海の前に自分の小ささを思い知らされました。海の深いところに吸い込まれそうになりました。 本当にあぶなかった。

 ただ知らない町を歩くだけでとても楽しい。同じような景色でもやっぱり違う。特に音が違います。その土地の方言を聞くだけで、自分は知らない町にいると、ドキドキします。そして何かが見つかるかもしれない、そんな希望も旅にはあるのかもしれません。知らない町を歩いてみたい。どこか遠くへ…

Posted by M.Mukai on 10月 19th, 2007

空 風がとてもいいにおいがします。今日は少しだけ南の方、山の近くへきました。ゆっくりと歩いていると秋のバラードが聞こえてきます。毎日がそんなふうに流れたら、きっと心も身体も健康でいられることでしょう。

 空を見ながら、同じ高校のある女の子のことを思い出しました。正確に言うと、彼女が書いた作品を思い出しました。彼女は高校生らしい将来への不安や、希望を持っている人でした。私はたぶん同じクラスでもなかったと思うし、一度だけ暑中見舞いをもらったくらいであんまり覚えていません。ただ廊下に飾られた、彼女が美術で作った作品、そこに添えられたなんとも高校生らしい言葉が、今でも残っています。

「現実を見なさいっていうけど、理想を持っちゃいけないの?」

 現実は、きっと理想で変わり続けるものです。


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