小学生のころだったでしょうか、ドラマを見ました。戦争、一人の小さな兵隊、家族、死…今でも当時衝撃を受けたことを覚えています。影響されやすく、加えて変わった子どもでしたから、貝になりたい貝になりたいと、ノートの隅にぶつぶつと書いていた気がします。 

 所ジョージ演じる小さな兵隊、理不尽な死刑の判決に悔しくて涙が出ました。兵隊の最後の言葉、小さな望みが、なんと重みのあるものだったか。

 こんな平和な時代でも、私の小さな背中では毎日を背負うのも精一杯です。彼らが背負ったもの、きっと今の私たちには背負えない…そんな時代を思うと、今は本当に恵まれています。平凡でもただ生きることができる。現代人は現代人で貝になりたい時もあるだろうけれど。

 映画が公開されています。ぜひ見に行きたい。