…終電車で帰り、寝たかどうかわからない間に家を出る。そんな毎日、広がり行く距離を感じていました。心に開いた穴、しかし疲れて嘆く元気も時間もありません。彼女が嬉しそうに迎えてくれる時間には、もう帰れないかもしれない。私の中に貴女がいるように、今も私は貴女の中にいるだろうか。

 そんなある日の夜中、起こさないように帰った私に彼女は気付きました。疲れて寝ぼけ眼の寝床で、彼女は横になったまま。ただ静かにしっぽだけをピョコピョコと振ってくれました。…

 とショートストーリーを。
遅くても起きて迎えにきてくれることもあります。やっぱり嬉しいです。

 毎日の緊張、時に緩むことももちろんあります。ただほんの一瞬心が緩んだ時に、日々に無理があると身体が弱ってしまいます。だから週末によく風邪をひきます。病は気からってよく言ったものですね。


 でもそうして気を張った日々、やっぱり一番弱ってるのは心かもしれません。毎日の生活の中でも、ふと温かいものにふれると涙が出ます。音楽、物語、誰かからのメール、懐かしいにおい。

 街が早くもクリスマスの準備をしています。そんな温かさにより気付かせてくれる季節。