モディリアーニ展
芸術に触れる 7月 18th, 2008
国立国際美術館、モディリアーニ展に行ってきました。モディリアーニ、不思議な画家でした。彼のスケッチブックには、人体のいろいろなスケッチ、クロッキーがありました。多くは、線を重ねて形を探して行くのではなく、躊躇しない一本の線で、描かれている素描。ピカソもそうであったように、まずフォルムを描く技術を学び、より単純で純粋な表現方法を探していたのかもしれません。
プリミティヴィズム、文明に侵されていない原始美術とか、部族社会の美術とかを指すらしいのですが、そうした美術に魅了されて、モディリアーニは彼独特の人物描写を確立していきました。ピカソもそうした美術に興味を持ち、どちらかというと情熱的な表情をあらわにした、アフリカの彫刻に強い影響を受けた時代があったようです。それを経て後にキュビズムの開拓に突き進んでいくのですが、モディリアーニは一見無表情な、静かな表情の彫刻に魅せられた時代があり、彼の人物表現を開拓していったのでした。
たくさんな肖像画がならんでいて、どれも無表情に描かれているようなのに、なぜか強い意志を感じる。色彩や、静かながら何かを秘めた表情が、一人一人の個性を際立たせていました。表情に表れない、静寂こそが表せる本質を、彼は描きたかったのかもしれません。
彼の作品には女性の肖像画がたくさんありますが、恋人のジャンヌ・エビュテルヌのそれはその作品群の中でも重要なものだと思います。展示場には色男なモディリアーニの写真、美しいエビュテルヌの写真がそれぞれありました。二人がいかにお互いを必要としていたか、彼の作品からも伝わってきます。
35歳で病により永眠した彼を追い、エビュテルヌは二日後に自殺したという。最後の最後までなんともドラマティックで、映画にもなっているようです。ぜひ見てみたい。
「モディリアーニ展」9/15(月)まで国立国際美術館にて
7月 20th, 2008 at 9:45 PM
はじめまして。
トラックバックありがとうございました。
桜の季節に東京で始まったモディリアーニ展も、今は暑い大阪で開催されているのですね。
これからもときどきブログ読ませていただきます。
7月 21st, 2008 at 12:10 AM
コメントありがとうございます☆
hydroさんの旅行記はステキな写真がたくさんですね。
写真を見てわくわくしました。ぜひ私もいろんな国の空気に触れてみたいです。
これからも更新を楽しみにしております。
大阪のモディリアーニ展、暑い日でしたが、
涼しく、爽やかな時間を過ごせました。
たまの更新ですが、ぜひいらしてください^^
7月 27th, 2008 at 10:26 AM
いつのまにか外部ブログになっている。
私も5月に東京でモディリアーニ展いきました。あの時期、一週間で、ボストン美術館でモネ(印象派)、愛知にある徳川園、モディリアーニ、ルノワール(←これは蓉子と)とかけまわって今思えば幸せな芸術週間でした。今はそんな気分すらなくだらだらすごしてますが・・・(腰痛がつらいです。気は病からといった感じ)
目が死んだ魚のような色をしているのが印象的で、ルノワールだったら、それから私だったらこんな表現(色使い)はしない、同じ人を描いてもまた違った表現をするんだろうなと思って、モディリアーニの絵画に触れていました。人物画というジャンルにしても、描く人の表現それぞれ=生き様、性格、価値観等が表現にでるのだなぁと。音楽だってそうやんね。あの時間は、今は亡きモディリアーニに会っている時間でした。女性の美しさをよくみて、大事に思ってくれているのが感じ取れました。
とまぁ、絵心のない私ですが。。。
毎日暑いですね。お体大事にして下さい。
7月 27th, 2008 at 11:02 PM
コメントありがとうございます☆
5月、きっと気候も良くてステキな時間だったでしょうね^^
体調大丈夫ですか?心も身体も健康でありたいですね…
腰痛、無理なさらないでくださいね。
絵には画家の魂が込められてますね。
音楽をするときにも演奏家は魂を込めないといけないね…
女性の美しさをよくみて大事に思う、
温かい表現をする上で一番大切なことかもしれませんね。
我々はどんな方法で表現できるかわからないけれど、
音楽なら音楽で、音を愛して自分らしい表現したいですね。
本当に暑いですね。お心遣いありがとうございます☆
またお話しましょう。