ドラゴンボールで絵を描くことに没頭していた小学生時代ですが、このドラゴンボールは本当によくできてて、今でも大好きな漫画の一つです。ストーリーもさることながら、まず名前がおもしろい。下着の名前の一家や、ピッコロ大魔王と楽器の名前の部下たち。細部までユーモアを踏まえたネーミングがとても楽しい。

 多くの名前は食べ物からきてますね。初期から中華の名前のキャラが活躍してます。有名な話だけれど、戦闘民族のサイヤ人の名前はヤサイの名前からきてます。サイヤ人の王ベジータ、カカロット(地球で孫悟空と名付けられる)、ラディッツ、ナッパ、ブロリー、バーダック(悟空の父。仲間にトーマ、セリパ、トテッポ、パンプーキンがいる)ターレス、パラガス…他にもギニュー特戦隊やフルーツの名前の兵士たち。映画でも食べ物の名前のキャラが活躍する中、その全宇宙を統一する悪の長がフリーザという。何よりそんな名前がキャラによくハマっていて、それらしく聞こえるのがすごい。

 ある人が、このドラゴンボールは敵を倒して終わりの、善と悪の戦いに終わらない救世主物語だと言っていました。元々敵だった登場人物が(敵のまま終わるのもいるけれど)、次々と味方になり、倒されて終わることなく、孫悟空を中心に仲間として新たに生き始めるのです。天下一武道会の登場人物を初め、ピッコロやベジータ、人造人間や魔人ブウまで最後は敵ではなく、仲間としているのがとてもステキな物語です(結婚までしてます)。フリーザでさえ悟空は救おうとしたくらいです。チェスではなく将棋とその人は例えていました。

 それはおいといても、やっぱりおもしろいなぁドラゴンボール。戦いのシーンなんてかっこよくてドキドキする。