精神の呼吸
芸術に触れる 7月 27th, 2008私も多くのお客さん同様、モディリアーニ展目当てで国立国際美術館に行きました。そこで同時に開催されていた「塩田千春 精神の呼吸」展。作品についてはぜひ直接触れてほしい。モディリアーニ展とはまた違い、質の違う衝撃がそこにありました。普段の生活の中で何気なく目にする事物、それらが纏っている時間の経過、過去の記憶、主との営み、人との出会い、見えない繋がり。それらをまるでその作品の中に同時に表現しようとしているような…どこか、様々な角度からの立体を、すべて平面上に表現しようとした試みに似ている。
「音楽は刹那の、美術は永遠の芸術である」と誰かがいいました。確かにそうかもしれない。でも彼女の作品に触れて、ふと気付いたというか教えてもらったことがあります。作品は変わらないかもしれないけれど、私たちは変わり続ける。その時に作品に触れて感じたことは、その時にしか存在しないのだと。だからその時々の気持ちや、作品に触れた時の感動を大切にしたいと思いました。

美術館の入り口、そこにも刹那の芸術家が一人。
「塩田千春 精神の呼吸」9/15(月)まで国立国際美術館にて
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