総合芸術

Posted by Y on 3月 22nd, 2009

 母校の大学で、学生たちによって行われたオペラを見に行きました。今年、大学でのオペラは10周年を迎えるとのこと。何年か前見に行った時はお客さんも少なく、その半分くらいが身内という中で開かれていたオペラ。今となっては、学校からの支援もあり、立ち見が出るほどの人気の恒例行事になっています。続けること、学び続けることの素晴らしさを感じました。そんな機会を何もないところから築き、与えてくださった先生方と、先輩たちに、私もお世話になった一人として感謝したいです。

 世界で最も演奏されているオペラの一つ、カルメン。けっして楽しい曲ばかりではなくて、悲しい曲も苦しい曲もあるんだけれど、歌で何かを表現するって楽しいことなんだなって、若い歌手たちの演奏を聴いて思いました。

 才能あふれる学生たち(と偉大な先生)が主役を演じていました。これからの活躍が楽しみです。でもなぜか、名もないジプシーを演じていた歌手たちの名演がとても印象に残りました。下手に目立っていたわけではないのだけれど、まるで、彼らはたまたまそこに居合わせた人たちなんだ…という錯覚にこちらが陥るほどの演技を熱演されてました。そして何より一つひとつの演技に一生懸命でした。

 一人ひとりの名演、偶然を必然にする演出、メイクや衣装、道具、キャストを生かす照明、楽器奏者、編成を生かしたアレンジ、広報、指導、舞台では歌わなかったけれど、役者を輝かせるために尽力したすべての役割が揃って完成した作品、とてもすばらしかったです。

 昔、誰かが言いました。
「スポットライトが拍手を受ける舞台はありえない。」
確かにそうかもしれない。でも、黙って舞台に光と闇、感情を与えたライトにも、やっぱり拍手を送りたい。いや、無言のうちに送られていたのだと思う。

Billboard Live

Posted by Y on 3月 9th, 2009

 日曜日、演奏会に行きました。「カンツォーネの楽しみ」と題された演奏会。歌を愛する方々が、それぞれのカンツォーネを歌っておられました。まさにマルコとジーナの世界でした。

 歩んできた人生があらわれる、そんな歌を聴きながら、ほんの一時、すてきな時間を過ごしました。