美しいということばが男性に使われることは、
何か特別なことであるような気がします。
近年はエステだとか男性に向けたものもありますが、
そういうことだけではないのだと思います。

 これまでに幾人か美しいと思う男性を見てきました。
変な感情はありませんが。
見た目がどうとか(もありますが)だけではないのです。
私が美しいと思う人たちは、何か一つことに秀でていて、
その集中された姿が、
そしてその持っているもの自体が非常に美しいのです。

 トリノオリンピック銅メダリストのジェフリーバトル氏、
彼の演技は技巧的な面は非常にしなやかであり、
ゆるやかな動きでも魅力的な美しさがあると思います。
専門的なことはわかりませんが、
誰が見ても美しいと言われるのではないでしょうか。

 陰陽師、初めて見ましたが、
野村萬斎氏の美しさに惹かれ、最後まで見ておりました。
「にほんごであそぼ」や、他のNHKの番組の解説では
幾度が見させていただきましたが、
演技に集中されているお姿は初めてだと思います。
見た人は誰もが惹かれるようなオーラを放っている気がします。
また目つきが非常に独特で、どこか小沢征爾氏、武満徹氏に似た、
天才が放つ鋭さであるようにも思います。

 彼らのように魅せる世界で活躍される方の中には、
美しい人がたくさんおられると思います。
もちろん音楽界にもそれは言えるでしょう。
舞台の上で人々に向けて美しい音楽を届けるわけですから。
もし千秋真一氏が現実世界で指揮台に立ったら、
きっと美しいのだと思います。

 ただやっぱりそんな世界の人たちにとって、
見た目の美しさは重要であると思います。
人に見られることを専門とされるわけですから、
どうしても求められる部分でもあるでしょう。
やっぱりエステも必要でしょうかね。
それとも美しい人には必要ないのでしょうか。
私にはわかりませんが。
ただ彼らにはこれからも美しく人々を魅了していてほしいです。